運動不足万歳

2002年7月4日
今日はもう迷わない。

私もう失敗は繰り返さないわっ

・・・ということで出社二日目。


ちゃんと昨日と同じように会社に向かってるはずだったのに、なんかまた道路一本向こうにいた私たち・・・。

滝汗。

「またやっちゃったね・・・」
「あは、あははは(汗」
というような会話をしながらなんとか朝は会社に行けた。

帰り道やっぱり不安をぬぐい去れない私たちは一緒の電車に乗るおじさんの後をついていけば迷子にならないであろうと提案をして尾行することにした。

このおじさんまるで忍者かと思うほど謎なのである。

朝も私たちと同じ電車に乗ったし、降り場も私たちの方が近かったはずだ。

朝、私たちは少し小走りに会社まで歩った。
息を切らしながら・・・。
もう若くないんだとあらためて実感・・・。
いや、そんなことはどうでもいい。

こんなに息を切らせて歩いて来たからにはあのおじさんの方が遅く着くはずである。
なんたって私たちは小走り。
もう走ったと言っても過言ではないのだから・・・。

ドアを開けた瞬間・・・。

いる。

奴はいた。

しかも平然とイスに座っている。
息も切らせている様子もない。

おどろいた。

私は勝手に「あの人はタクシーに乗って来たんだ。そうじゃなきゃつじつまが合わない」などとわけのわからない解釈をし、一緒に来た、彼女にもそう言って納得させた。

どうも気になるあのおじさん。

帰りにはあのおじさんがタクシーに乗る決定的瞬間を見て私たちは納得するんだ、そうするしかないとさえ私は思っていた。
本当の理由はそのために尾行をしたかったのである。
いや、迷子になるのも嫌なんだけど・・・。

おじさんと同じ時刻に一緒に会社を出た。

おじさんは携帯を持つと電話をかけはじめた。

私は「やはりな・・」とほくそえんだ。
奴はタクシーを呼んだに違いない。

が、違った・・・。

電話をかけ終わるとさっさと駅に向かって歩き出したのだった。

私たちも2,3歩遅れて歩き出した。

はぁはぁ、ゼェゼェ。

朝となんら変わらない小走り状態
にもかかわらず、おじさんとの差は広がるばかり。

しまいにゃ〜私たちはおじさんに遅れをとらぬように走り出した。

が、

全然追いつけない・・・。

なんでだ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
なんでなんだ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

気が付けばおじさんは遥かかなたでもう見えなくなっていた・・・。

おじさんは私たちとさほど変わらない背の高さだったし、足が長いとも言い難い。

年は関係ないんだとこのとき悟った。

結局は私たちの運動不足が原因なのである。



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